尼崎市の瓦屋根、漆喰の剥がれを放置するとどうなる?修理タイミングを解説

はじめに|瓦屋根の“漆喰”、放置していませんか?
「なんとなく屋根の見た目が古くなってきた気がする…」 「ポロポロと白いカスが落ちているけど、大丈夫?」
そんな気づかれにくい変化の正体、それが漆喰(しっくい)の剥がれかもしれません。
尼崎市のように瓦屋根が多く残る地域では、築30年を超えたお住まいで特に漆喰の劣化が進行しやすく、放置すると雨漏りや瓦の崩落など、思わぬトラブルに発展することもあるのです。
今回は、そんな瓦屋根の漆喰の役割と、放置が招くリスク、修理のタイミングについて、尼崎市の住宅事情をふまえて分かりやすく解説します。
第1章|そもそも漆喰とは?瓦屋根における役割
漆喰の場所と目的
瓦屋根の棟(むね)や隅棟(すみむね)部分に使われている白い素材が漆喰です。
- 棟瓦を固定する役割
- 雨水の侵入を防ぐシーリング機能
- 外観の美観維持
漆喰は粘土と石灰を主成分とする自然素材で、通気性と防水性を兼ね備えています。
尼崎市で多く使われた仕様
- 昭和〜平成初期に多かった土葺き工法
- 棟の中に“葺き土”が使われており、これを覆うように漆喰が塗られている
- 風雨や地震で揺れると漆喰が割れやすい
第2章|劣化した漆喰を放置すると起こるリスク
よくあるトラブル例
- 剥がれた漆喰の隙間から雨水が侵入
- 内部の土が流れ出し、棟瓦がズレ・崩れ
- 最終的に雨漏りや落下事故につながることも
尼崎市の特徴から見えるリスク
- 湿気・塩害:海が近く風雨の影響が強いため、劣化が早い
- 住宅密集地:棟の落下が隣家トラブルになるケースも
健康や構造への影響も
- 雨漏りが構造体に広がると、腐食やカビの発生も懸念されます
- 天井裏に湿気がたまることで、断熱材や木材の劣化が進行する可能性も
第3章|漆喰修理のタイミングとセルフチェック方法
適切なタイミング
- 築10〜15年で一度目の点検がおすすめ
- 棟瓦のズレや剥がれがある場合は、早急な対応を
セルフチェックのポイント(地上から目視)
- 棟部分の漆喰が黒ずんでいないか
- 白い粉のようなものが雨樋や庭に落ちていないか
- 瓦の上に草が生えていないか(内部の湿気が原因)
※高所での確認は危険です。無理をせずプロに依頼しましょう
第4章|漆喰の修理方法と費用の目安
修理の方法
工事内容 | 詳細 | 費用目安(30坪2階建) |
---|---|---|
漆喰補修 | 剥がれた部分だけを塗り直し | 5〜10万円程度 |
漆喰全撤去・再施工 | 古い漆喰をすべて除去し、新たに施工 | 15〜25万円程度 |
棟瓦の積み直し | 棟のズレ・崩れがある場合に施工 | 25〜40万円〜 |
修理時の注意点
- 表面だけ塗る“簡易補修”では不十分なケースもある
- 棟内部の構造まで確認し、必要に応じて積み直し工事も検討
- 外壁塗装時にセットで依頼すると足場代の節約に
よくある質問(FAQ)
Q1. 漆喰の劣化は放置しても問題ない?
A. 数年放置すると雨漏りや棟瓦の崩れにつながるリスクがあります。
Q2. 自分で漆喰を塗ることはできますか?
A. 高所作業で危険が伴い、正確な施工も難しいため、専門業者に依頼するのが安全です。
Q3. 修理は火災保険の対象になりますか?
A. 台風・地震などが原因なら保険が適用されるケースもあります。
Q4. 何年おきに点検すればよいですか?
A. 10年を目安に定期的な点検を。異変があればすぐご相談ください。
Q5. 漆喰が劣化するとすぐ雨漏りしますか?
A. すぐには起こりませんが、内部の土が流出し始めるとリスクが急上昇します。
Q6. 雨漏りしていなくても修理するべき?
A. はい。見た目に異常があれば早期対応がコスト面でも安心です。
まとめ|漆喰の劣化は早期対応がカギ!
- 漆喰は瓦屋根の防水・固定に欠かせない重要パーツ
- 尼崎市のような湿気の多い地域では劣化が早まる傾向あり
- 放置すると雨漏りや棟瓦崩れといった深刻なトラブルに
- セルフチェックで異常を感じたら、専門業者に相談を
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