尼崎市で棟瓦がズレてきたら要注意!修理のタイミングと費用の目安とは?

棟瓦

「最近、屋根の棟瓦(むねがわら)が少し浮いて見える」「台風のあとに瓦がズレたかも…」

そんな風に思ったことはありませんか?

尼崎市では築30年以上の瓦屋根が多く、近年の強風・台風・地震の影響で、棟瓦のズレ・割れ・崩れといったトラブルが増加しています。

放置すると、雨漏りや屋根の崩落など深刻な被害に発展する恐れもあるため、早めの対応が大切です。

この記事では、尼崎市でよくある棟瓦の不具合と修理タイミング、費用の目安や業者選びのポイントまで詳しく解説します。

目次

棟瓦とは?その役割と重要性

屋根の一番高い部分を守る役割

棟瓦は、屋根の頂上部分に取り付けられた瓦で、雨水の侵入を防ぎ、屋根の両面をつなぐ重要な部位です。

瓦屋根の耐久性を左右する要

棟瓦がしっかりと固定されていることで、屋根全体の耐風・耐震性が確保されます。

ズレや破損があると、その部分から雨水が侵入したり、瓦全体が崩れる原因になります。


尼崎市で増加中の棟瓦トラブルとは?

台風・強風によるズレ・落下

阪神間は台風の通り道になりやすく、突風や強風で棟瓦が浮いたりズレたりする被害が毎年発生しています。

地震でのズレ・崩れ

2024年の能登半島地震を機に、耐震性を見直す声も増加。棟の接着力が弱い屋根では、大きな揺れで棟瓦がずれるケースが報告されています。

漆喰(しっくい)の劣化による不安定化

瓦を固定している漆喰が経年劣化や風雨で剥がれると、棟瓦がグラつきやすくなります。


修理が必要な棟瓦の症状チェック

チェック

✅ 棟瓦が波打っている・傾いている

本来、棟瓦は屋根の一番高い位置にまっすぐ設置されているものですが、曲がって見えたり傾いている場合は要注意です。

これは、内部の葺き土(ふきど)や南蛮漆喰が崩れているサインで、放置すると棟全体の崩落につながることがあります。

✅ 棟瓦の一部が欠けている・割れている

瓦は強いようでいて、台風の飛来物や地震の揺れで割れることもあります

特に棟瓦は屋根の最上部にあるため、割れたままにするとそこから雨水が侵入し、下地木材や垂木の腐食、雨漏りへと発展します。欠けやヒビを見つけたら早めに補修を。

✅ 瓦の間に草やコケが生えている

屋根の上に草やコケが生えているのは、水分が長くとどまっている証拠です。

瓦と瓦の間に隙間ができて雨水がたまり、日陰や湿気の多い場所ではコケや苔類が繁殖しやすくなります。内部の劣化や漆喰の剥がれが進んでいる可能性が高いため、見つけ次第調査が必要です。

✅ 漆喰が剥がれている・黒ずんでいる

棟瓦を固定しているのは「漆喰」と呼ばれる白い塗り材ですが、風雨や紫外線により時間とともに劣化・剥離が進みます。また、黒ずみやカビがある場合は水分を含んでいる証拠

漆喰の劣化は棟瓦のズレ・落下の原因となるため、早めに詰め直しや棟の取り直し工事が必要です。


棟瓦の修理方法|ズレの程度で変わる対応

漆喰補修(軽度なズレや固定力の低下)

・費用相場:3万〜10万円(範囲による)
・内容:既存漆喰を除去して塗り直し、瓦の固定を強化

棟瓦の積み直し(中度〜重度のズレ・内部崩れ)

・費用相場:10万〜25万円程度
・内容:棟瓦を一度すべて取り外し、土台から作り直して再施工

棟取り直し+葺き替え(広範囲の劣化・耐震補強)

・費用相場:30万〜80万円以上(屋根形状・長さによる)
・内容:屋根全体を強化する目的で実施、リフォーム補助金の対象になるケースも


火災保険は適用される?

台風・強風・雪害での棟瓦被害は対象になることも

・例:台風で棟瓦が落下 → 被害写真と修理見積で申請 → 全額or一部保険適用

経年劣化だけでは対象外

・自然災害ではない場合、保険の対象外となるケースが多いため、事前の相談が重要です。


よくある質問(FAQ)

Q1. 棟瓦の修理は何年おきに行うのが理想ですか?

A1. 一般的には 築20年〜30年を目安に一度点検・補修を検討すべきとされていますが、台風や地震の多い地域(尼崎市含む)では 10〜15年ごとの定期点検をおすすめします。

漆喰の剥がれや棟のグラつきがあれば早めに対応しましょう。

Q2. 棟瓦のズレを放置すると、どんな被害が出るのですか?

A2. 放置すると以下のリスクがあります。

  • 雨漏り発生(棟下の隙間から)
  • 瓦の落下事故(通行人や車への被害も)
  • 小動物(鳥・ハクビシン等)の侵入
  • 屋根全体の強度低下・倒壊リスク
    修理が遅れるほど工事規模も費用も大きくなります。

Q3. 棟瓦だけを直すことはできますか?屋根全体をやり直す必要はありませんか?

A3. はい、棟瓦だけの部分修理は可能です。

ズレや漆喰の劣化が部分的であれば、棟のみを取り直す「棟取り直し工事」で対応できます。ただし、屋根全体が老朽化している場合は、葺き替えやカバー工法のご提案をするケースもあります。

Q4. 見積りを取る際に確認すべきポイントはありますか?

A4. 以下の内容が明記されているかをチェックしましょう。

  • 工事範囲(棟の長さや取り扱い箇所)
  • 材料の種類(漆喰のグレードなど)
  • 工期・天候による延長条件
  • 保証内容(年数・対応範囲)
    複数社の見積りを比較するのも安心です。

Q5. 工事中の騒音や振動はどれくらいありますか?

A5. 棟瓦の修理は足場設置や撤去時にやや騒音が発生しますが、電動工具の使用は比較的少なく、騒音・振動は最小限です。

工事は基本的に1〜2日以内に完了するため、周囲への配慮をしながら進めることが可能です。

Q6. 棟瓦がズレた場合、火災保険での修理は可能ですか?

A6. はい、台風・突風・地震などの自然災害が原因であれば、火災保険での申請が可能なケースがあります。

被災後は、屋根業者に「被災写真の記録」と「修理見積書」を出してもらい、保険会社へ申請します。

Q7. 地震対策として棟瓦を強化する方法はありますか?

A7. あります。従来の「土葺き工法」ではなく、ステンレス製の強力棟金具+南蛮漆喰やステンレスビス併用の固定法が主流です。

「強力棟工法」として棟の構造を強化することで、揺れに対してズレや崩壊が起きにくくなります。

Q8. DIYで棟瓦を直すことはできますか?

A8. おすすめできません。屋根上は高所かつ傾斜があるため 落下リスクが非常に高く危険です。

また、誤った施工をすると雨漏りや崩落の原因になるため、必ず専門業者に依頼してください。

Q9. 工事期間中、雨が降った場合の対応は?

A9. 雨天時には原則として工事は中断され、ブルーシートなどで養生を行い雨漏りを防止します。

工期は延びますが、屋根内部が濡れないように万全の体制を整えて施工します。

Q10. 工事後の保証内容について教えてください。

A10. 施工内容により異なりますが、当社では通常棟取り直し工事で3〜5年保証、耐震棟で最長10年保証をお付けしています。

保証内容は書面で明記され、お引き渡し時にご説明いたします。


まとめ|棟瓦のズレは”小さな異変”のうちに対処を!

棟瓦の不具合は、最初はわずかなズレや変色といった小さなサインで現れますが、放置すれば雨漏りや構造破損へと発展します。

特に尼崎市のように風害や地震リスクのある地域では、10年に一度の点検や、屋根リフォーム時の棟チェックをおすすめします。

早めの点検・修理が、住宅の寿命とご家族の安全を守ります。

尼崎市での棟瓦修理・点検は【マックスリフォーム】へ!

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【建設業許可】大阪府知事 許可(般-29)第149300号

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